COLUMN
お役立ち情報
ワークショップとは|特徴とメリット、効果的な進め方
目次
1.ワークショップとは

ワークショップとは、参加者が主体的に学びや体験を深める形式の学習活動です。 講義のように一方的に話を聞くのではなく、グループでの対話や実践を通して知識やスキルを身につけるのが特徴です。 創造性や協働を重視する場として多くの分野で活用され、最近ではビジネス研修においても、ワークショップが活用されています。
セミナーとの違い
ワークショップとセミナーはどちらも学びの場ですが、目的や進め方に違いがあります。
セミナー
講師が中心となって情報や知識を伝える形式で、参加者は主に聞き手になります。講義スタイルで「知識伝達重視」です。

講義スタイルで「知識伝達重視」
ワークショップ
参加者が主体的に活動し、体験や対話を通じて学ぶ場です。
グループワークや実践的な課題をこなすことが多く、双方向的で「体験重視」です。

双方向的で「体験重視」
ざっくり言えば、ワークショップは「参加して学ぶ」、セミナーは「聞いて学ぶ」というイメージです。
2.ワークショップ開催のメリット
ビジネス研修にワークショップを取り入れるメリットは以下の通りです。

「実務に活かせる力」を効率的に育てる研修スタイル
1. 主体的な学びを促す
講義形式と違い、参加者自身が考え、話し合い、行動するため、受け身ではなく“自ら学ぶ姿勢”が育ちます。
2. 実践力が身につく
ケーススタディやロールプレイなどを通して、実際の業務に近い形でトレーニングできるため、スキルの定着率が高まります。
3. チームワークとコミュニケーション力の向上
グループ作業を通じて、他者との協働力・対話力を鍛えることができ、組織全体の風通しもよくなります。
4. 創造性・問題解決力の向上
正解のない課題に取り組むことで、自ら考え抜く力や柔軟な発想が育ちます。
5. 記憶に残りやすい
実際に体験することで、内容が印象に残りやすく、学んだことを仕事に活かしやすくなります。
つまり、ワークショップは「実務に活かせる力」を効率的に育てる研修スタイルといえます。
どんなスキルを育てたいかによって、取り入れ方も工夫できます。
3.ワークショップ開催時の効率的な進め方

ワークショップを効率よく進めるためには、事前の準備から当日の進行、振り返りまでの流れがとても大切です。
以下のポイントを押さえるとスムーズに進められます
1. 目的とゴールを明確にする
「何のためにこのワークショップを行うのか」「終わったときに何が得られていれば成功か」を事前に明確にし、参加者にも共有します。
2. アジェンダ(進行スケジュール)を設計する
時間配分を意識しながら、導入・グループワーク・発表・まとめなど、流れをしっかり組み立てます。無理のない構成がカギです。
3. 参加者の関心や立場に配慮する
業種や職種によって考え方や視点が異なるので、テーマや課題は「現場感」に沿ったリアルなものにします。
4. アイスブレイクや導入で場を温める
緊張感をほぐすことで、発言しやすい雰囲気を作り、活発な意見交換を促します。
5. 振り返りとフィードバックを行う
最後に全体で気づきや学びを共有し、今後の業務への活かし方を考える時間を設けましょう。アンケートで改善点を集めるのも良いでしょう。
効率よく進めるには「準備8割、当日2割」の気持ちで、設計にしっかり時間をかけるのがポイントです!
内容の深さと運営のしやすさ、両方のバランスを取ることが成功のカギです。
ワークショップは「教える場」ではなく「引き出す場」です。
参加者の中にある知恵や経験を、引き出してつなぐ“ファシリテーター”という立場で臨むと、自然と良い雰囲気を作ることができます。
振り返りシートやフィードバックの時間を設けて、「明日からどう行動に移すか」を明確にすると、学びが実務に活かされやすくなります。
4.ワークショップにおすすめな会場|ビエント高崎
大小様々な規模の貸し会場をご準備
最大120人が収容できる602会議室や、定員10名のコンパクトな401会議室など、 参加人数の規模に応じて様々な会議室をご用意しております。



全体発表用のマイクやプロジェクターなどの備品をレンタルできる


ビエント高崎では、施設のご利用者様の運営がスムーズになるように、備品のレンタルを行っております。 ワークショップの進行に役立つマイクやプロジェクタ、ホワイトボードなどお貸出しできます。 備品一覧>>